フォークリフトの免許を取るための全知識|費用から種類まで完全解説

CR編集部

CarRealize編集部がこの記事を監修しています

フォークリフトとは

フォークリフトとはは、人の力では持ち上げることが出来ないような物質を積み下ろしたり、構内輸送などに使われる動力付きの自動車の総称です。

フォークリフト・トラックと呼ばれることもあります。

フォークリフトを運転する人のことを「リフトマン」と呼ぶ場合もあります。

荷物の運搬を簡単に行うためと走行中の安定のために、マストと呼ばれる部位を前後に傾けられるようにしています。工場や湾岸、海辺や、フェス会場など様々な場所で使われています。

取り扱う荷物のサイズや、形状に応じて、フォークの先にさまざまなアタッチメントをつけることでいろんな現場で活躍することができます。

大きく分けるとフォークリフトは、エンジン式フォークリフトと、バッテリー式フォークリフトに分けられます。

エンジン式フォークリフト

エンジン式フォークリフトは、ガソリンが原動力で動きます。ガソリンを燃やして動く仕組みがエンジン式フォークリフトです。

細かく分けると使う燃料によっても分けられます。

故障が少なく大きな力を出すことができるディーゼル車。

こちらはバスやトラックなどでよく使われているディーゼルエンジンで動きます。

振動や音が小さいガソリン車、乗用車で使われているエンジンで動きます。

液化石油ガスのLPG車、石油ガスをを燃やしながら動きます。

圧縮天然ガスのCNG車天然ガスを燃やし動きます。

この四つがエンジン式フォークリフトの主な分類です。

エンジン式のメリットとしては「力強さとそれに伴う速さ」です。とても重たい荷物でもスイスイ運ぶことができます。機動力が非常に優秀なため、仕事の効率化に大いに期待できるでしょう。

「長時間作業が可能」な点も、エンジン式の大きなメリットとなります。

燃料さえあれば、果てしなく長時間使い続けることができますよね。

良いところもあれば良くないところももちろんあります。エンジン式フォークリフトのデメリットをお伝えします。1つ目のデメリットは「小回りの融通がきかない」こととなります。

なぜならパワーとスピードはありますが、車体が大きいので小回りや機動性に欠けるので狭いところでの作業は困難になります。

倉庫内が狭い、あちらこちらに荷物があるところで動かすのには不向きですね。

デメリットの二つ目は、「排気ガスがでてしまう」点となります。

燃料がガソリンなので、フォークリフトを動かすたびに排気ガスが出てしまうので衛生面、環境面に悪影響を及ぼします。

室内でフォークリフトを使って作業をする場合は、常に換気しておかなければいけません。

換気しておかないと、室内に排気ガスが充満してしまい二酸化炭素中毒等の症状を起こしてしまうかもしれません。

環境に易しいフォークリフトとは言えませんね。

バッテリ式フォークリフト

バッテリ式フォークリフトは、バッテリにためている電気で動作します。

音が静かで排気ガスが出ないため室内での作業にも向いていて、家電量販店やコンサート会場などの場所で使われています。

具体的には、走る・リフトを上げる・ハンドルを回すの操作を別々のモータを使い行います。

エンジン式の場合は、全部1つのエンジンで操作を行っています。

又、主なメーカーはトヨタです。

1966年以来、1位の座を47年連続独占し続けています。トヨタの独壇場ですね。

東京湾地区の営業所長へのインタビューによると売れている理由は、修理が必要となる前に点検などの顧客サポートを行うことで事前に故障を食い止めて行くからということです。

フォークリフトはメーカーによっても全く操作が違ってくるのでフォークリフトを購入・レンタルする際は実際に商品に乗ってみて操作し、しっかり見定めることをお勧めします。

バッテリー式フォークリフトとしてのメリットは、2つ挙げれます。

それは「価格が安価」なことと、「排気のガスが出ない」ということです。

フォークリフトの大きさや種類によって値段は異なりますが、およそ60万円程で購入できるのが現状です。

エンジン式のフォークリフトは100~300万円程かかるため、エンジン式フォークリフトに比べてコストパフォーマンスにかなり優秀だと思います。

又、「排気ガスが出ない」ことが大きいです。

ガソリンが燃料ではない為を使わないので、排気ガスが出ることがありません。

世界的に地球温暖化が進んでいるなか、排気ガスが出ないフォークリフトは環境にやさしいですね。

会社の工場で使う荷物運搬自動車だからこそ、有害ガスを蔓延させる会社には悪評判しか立ちませんので、当然エコに目を向け気を付けていかないといけません

そして、近年は特に有害ガスを出さずに利用できる、バッテリー式フォークリフトは年々注目度が高まりつつあります。

 

フォークリフトの進化

近年フォークリフトの性能が大きく向上したと話題になってます。具体的には、国内で販売されているフォークリフトの6割が電動式になり、排気ガスが出ないようになっています。

世界中で電動式のフォークリフトが増えているおかげでCO2排出量が大幅に削減され、現場環境がどんどん改善されているとのことです。

老舗メーカーであるコマツが出しているフォークリフトには、急速補充電システムを搭載しているものもあり、長時間稼働できるようになってきています。

さらにそのバッテリーは、イージーメンテナンスという機能を採用しているため保水も不要になっており手間いらずとなっています。ランニングコストも低く経済的になっております。

世界的最大規模の会社トヨタ自動車のフォークリフトは水素を燃料して動くモデルもあるそうです。そのおかげか発生するのはもちろん水だけで排気ガスは出ないような仕様になっています。衛生面もさることながら充電もしなくて良いという究極のエコを実現しています。

残念ながらその最先端のフォークリフトにも欠点があります。

それはフォークリフトを約8時間動かすためには約6〜8時間の充電を必要とするというところです。動かしたい時間と同じくらいの時間充電を行わないといけないというイメージです。

しかしながら、水素の補給にはほとんど時間がかからず3分以内で終了してしまうとのことです。フォークリフト本体の充電の時間さえ確保しておけば、何の問題もなく使えるようです。

北米では2.5トンタイプで販売価格500万〜600万円程度となっています。電動式のフォークリフトはその半額の約300万円程度で販売されているため、水素式のフォークリフトはまだまだお高い値段設定がされています。

日本でも最近は食品工場など、食にまつわるところではで排気ガスなどの衛生面に気をつける会社も増えてきており、今後はさらなる市場拡大が考えられます。現状では累計4500台程度が売れている次第です。

フォークリフトの免許は簡単取得可能!

フォークリフトの免許取得は実はすごく簡単です。

何故ならフォークリフトの免許取得条件はなんと18歳以上であることのみだからです。性別、国籍に関係なく、その他の資格は必要ありません。しかし、小型特殊自動車や大型特殊自動車、普通自動車等の免許を所持している場合は取得する際、一部の学科が免除されます。

18歳以上であれば誰でもとれるフォークリフトの免許。あなたもこの機会に免許取得に挑戦してみませんか?

フォークリフトの免許の種類

フォークリフトは普通自動車の運転免許があれば運転できるという噂がありますがあれは嘘です。

通常普通自動車免許を持っていればフォークリフトも運転できると思われがちですが、車の運転免許とフォークリフトを運転できる資格は全くの別物です。

フォークリフトを運転するために必要なものの正式名称は「フォークリフト技能講習修了証」であり、「免許」ではなく「資格」と呼ばれる区分になります。

フォークリフトを運転する際に必要となる資格は以下の二つがあります。

  • フォークリフト運転技能講習
  • フォークリフト運転特別教育

この2つの資格、一見似ているような気もしますがどのように違うのでしょうか?

まずはフォークリフト運転技能講習。

このフォークリフト運転技能講習は、一般的には「技能講習」と略されます。

この資格を持つことで最大荷重が1t以上のフォークリフトなどを運転することが出来ます。

<運転できる車両一覧>

  • フォークリフト
  • ストラドルキャリア
  • コンテナキャリア
  • トップリフタークランプリフト

そしてフォークリフト運転特別教育。

このフォークリフト運転特別教育は、一般的に「特別教育」と略されます。

この資格を持つと最大荷重が1t未満のフォークリフトなどを運転することが出来ます。

<運転できる車両一覧>

  • フォークリフト
  • ストラドルキャリア
  • コンテナキャリア
  • トップリフタークランプリフト

上記の2つの説明からも分かるように、技能講習と特別教育の違いは最大荷重です。

1t以上の車両が運転できるものが技能講習で、1t未満の車両が運転できるものが特別教育になります。

1tよりも重いものを持ち運ぶ場合は技能講習の資格が必要なんですね!

ただ、これらは工場などの敷地内で運転する場合の資格で、もしあなたがフォークリフトを運転して公道を走る場合には大型特殊自動車免許や小型特殊自動車免許が必要になるそうです。

フォークリフト免許のとり方

運転技能講習は必須!

車の運転は自動車の免許がないとやってはいけません。

先ほども上の方でご紹介させていただきましたが、当然ですが、自動車免許がないと車を運転してはいけないようにフォークリフトも資格がないと運転してはいけません。

お伝えしたようにフォークリフトの資格には2種類の項目があります。

「技能講習」と「特別教育」の2種類です。

二つの項目に対して分かりやすく丁寧にお伝えしていきます。

最大荷重1トン以上のフォークリフト

技能講習は、最大荷重が1トン以上のフォークリフトを運転するために義務づけられている講習です。

内容は、フォークリフトの構造や取扱いの際に関する知識の習得・実技で構成されています。

特別教育と比較したらかかる時間が長いのが特徴です。

しかしながら積載荷重の制限がないため、活躍の場はかなり幅広くなります。積載荷重を問わずさまざまな荷物を扱うフォークリフトを運転できるため有用な人財になること間違いないです。

「技能講習」では人によって受けるべき講習が異なります。

きちんと自分位あった講習を受けるように注意しましょう。

保有資格やフォークリフトの経験に応じて、時間と講習内容が異なるコースが4つ用意されています。

まずは受講する前に自分がどのコースを受講しなければならないのか確認しておきましょう。

最大荷重1トン未満のフォークリフト

特別教育とは最大荷重が1トン未満のフォークリフトを運転するために義務づけられている講習です。

フォークリフトの取扱いに関する基礎的な知識のほかフォークリフトの構造等も丁寧に教えてくれます。

学科教育が6時間と技能教育6時間以上を受けると修了証が発行されます。

これでやっとフォークリフトの操縦が可能に!

講習を修了すると、2日後には手元に郵送にて修了証が届きます。

特別教育には終了試験がなく、2日程度講習を受けるだけで取得できる資格のため多くの人にとって取得しやすい資格といえます。

ぶっちゃけた話ほとんどすべての人が取得できると言えるのではないでしょうか?

キャリアアップのために資格の取得を考えている人は、勤務をしながらでも取得することができるため、積極的に取りに行きましょう。

フォークリフトで運ぶことのできる荷物の重さには上限があり、その上限のことを「最大積載荷重(さいだいせきさいかじゅう)」といいます。

安全にフォークリフトを使うために定められているのですが、特別教育ではなんども書いている通り、1t以下のものしか運べません。

よく求人欄の「要フォークリフト資格」と書いてありますよね?

あれは通常、運転技能講習を修了していることの意味です。

折角なのでもしフォークリフトの試験を受けるのでしたら、特別教育だけでなく、技能講習を修了すれば、全てのフォークリフトが運転可能となる為、就職の時には有利になること間違いなしです。

フォークリフト運転技能講習

どんな問題が出題されるか、問題数、解答方法(○×式、3枝択一あるいは4枝択一式など)は受講する所によって異なりますが、ふるいにかける試験ではありませんので、学科の時間にきちんとお聞きになっていればもんだいないです。どこの講師も試験に出そうなところはポイントは教えてくれます。

普通車免許を持っていたら、学科は以下の3科目です。

①フォークリフトの荷役に関する装置の構造および取扱いの方法に関する知識

②フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識

③関係法令

合否基準は各科目40%以上でかつ合計で60%以上の得点で合格となっています。

※運転技能講習のリサーチお願い致します。

実技試験は基本どこでもカウンター式で、教習機関によってMTとATがあります。実技は基本運転(前後進)から始まり、最後には試験コース(コースの形はどこも一緒)をパレットに載せた1tの荷をコース内に設けられた2ヶ所の架台から架台へと運搬していきます。

実技は減点方式です。ミスをするごとに減点されていき、最終的な得点が70点(100点満点から減点分引きます)以上で合格です。

「フォークリフト実技講習」で検索すると、多くの講習時の動画がアップロードされてますので参考になると思います。

フォークリフト免許取得の価格と日数

自動車の普通免許を持っていてフォークリフトの免許のない方の場合、学科が7時間、実技が24時間の計31時間(4日間)で講習料金約3万円で受講できます。

自動車免許を持っていない場合、学科11時間、実技24時間の計35時間(5日間)で講習料金は約3万~5万円で受講できます!

大型特殊免許取得者の場合は大型特殊免許取得者、大型特殊(カタピラ限定車に限る)、大型・中型・普通自動車免許をお持ちの方は最大荷重1t未満のフォークリフトに関する技能講習を受け、学科7時間、実技4時間、計11時間、(2日間)で講習料金は約2万円で受講できます!

もしテストに不合格だった場合は学科2,100円、実技10,500円の再検定料がかかります。

テストを受ける際に準備しておくものとして、『筆記用具』、『動きやすい服装』、『印鑑』、雨天時には『雨ガッパ』などがあります。

おすすめのフォークリフト運転技能講習所

フォークリフトの資格である「フォークリフト運転技能講習」を習得するには、今持っている保有資格により、学科時間、実技時間、必要日数、講習料金が変わってきます。

講習所によって金額に差が出ることもありますが、一番近くて通いやすい講習所が良いでしょう。

フォークリフト免許の合格率

非公開ですが、合格基準、受験者数、合格率のすべてが合格率は95%程度あると公言されています。。真面目に講習を受講する方は、合格できます。

中古フォークリフトの耐久年数は注意

最近注目されているのが耐用年数を増やせるバッテリーである“再生バッテリー”です。

再生バッテリーについて軽く知っている人や詳しく知らない人も多いでしょう。

手短に説明すると、再生バッテリーとは中古バッテリーを再生させたバッテリーのことです。

使用されてきたバッテリーを再び使えるように再生することです。

特別な機械を利用して再生バッテリーを作るのですが、再生バッテリーは新品よりも料金が安い割に機能性も同等なので事業主にとっては経費にとても優しいバッテリーとなっています

具体的にどのようなメリットが再生バッテリーにあるのか説明しましょう。

主に挙げられるのは「環境にやさしいバッテリー」です。

地球温暖化が問題視されている今「エコ」が流行っています。

色々な企業でもエコに注目しながら作業を行なっています。

再生バッテリーは新品よりもCO2の排出量が少なく、中古バッテリーを再生させているので環境にやさしいとフォークリフトを使用する企業・工場が取り入れ始めました。

また「価格が安い」「補充に最適」「機能性が上がる」などいろいろなメリットも挙げられます。

定期的な点検とメンテナンスを行っている場合、フォークリフトの寿命は平均「15年」です。

大企業から中小企業までたくさんの企業がフォークリフトを使用していますが、どこの企業も新しいのフォークリフトを使用しているというわけではありません。
多くは中古フォークリフトを購入して使い続けていたりします。

まとめ―取りやすい免許―

主に工場勤務(製造業)や配送業でとても活躍することができます。就職・転職の際に有利になります。なぜなら、これらの職種では優遇されるからです。

工場で正社員になりたいなら、積極的に取得を目指しましょう。仮に持っていない状態で入社しても、多くの会社で取得するようにサポートしてくれます。

フォークリフトを扱う職場だと資格手当の対象になりますので、収入アップを期待することができます。

フォークリフトの資格を取得していると、応募できる仕事の幅がグンと広がります。幅広い業界でとても役に立ちます。例えば物流、工場、運送、倉庫など幅広い業界で役に立ちます。

また、求人の条件として工場勤務や物流、運送会社ではフォークリフトの免許保持者を求めるケースが非常に多いです。取得難易度が比較的に低い割には就職にかなり有利に働く資格といえます!

又、フォークリフトには更新手続きはないため一回取ってしまえばあとは更新手続き、更新するための試験などがないので面倒なことはありません。

ですが4~5年のブランクがあって活動に支障が出そうだなというときは任意での講習を行っています。安全や技術に関する新しい情報を取り入れるという意味では価値のある講習だと思いますのでぜひ受けられることをお勧めします。

講習の内容は最新のフォークリフトの特徴や取扱い・保守、また、災害事例及び関係法令といった内容となっています。一般的に、5年程で1回は受講すると最新の知識に追いつけるのでプロ意識を持ち任意ではありますが受講するようにしましょう。